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張 曙(ちょう しゅう)(鶴ヶ島市)
この絵画展を見て、なかなか心が落ち着きませんでした。
広島市民たちが描いた絵により、当時の様子が生々しく目の前に写し出されていました。「水がほしい!」「水がほしい!」と、全身やけどして、からだ中火のように燃えている人々からの叫び声がこの耳で聞いているようです。多くの亡くなられた人は人間の耐えられない苦痛を耐えていました。
その原爆の一瞬間、どれだけ尊い命が奪われたのか。それにほとんど罪のない人です。
同じ人間ですから、自分の身になって深く考えなければならないと思います。
この絵画展を見て、戦争の残酷さ、平和の大切さをもう一度よく考えさせられました。みんなで力を合わせ、平和ですべての人間が豊かに生活できる世界を作らなければならないとつくづく感じます。